大学概要【2025年度実施分】アルムナイ(OB?OG)との関係強化と大学ブランディング活動を通じた自校教育の促進
経営学部
本事業は、アルムナイ(OB?OG)との関係強化、大学のブランディングのための取り組みを通じ、自校教育を促進することを目的としています。具体的には、企業における各種アルムナイ制度(元社員との関係を維持するための取り組み)や他大学のブランド強化策を調査しつつ、本学におけるこれらの取り組みを検証した上で、より効果的な施策を考案、提言します。これらの活動を通じて、現役学生のみならず、交流を図ったOB?OGの愛校心が涵養されることを期待しています。
ACTIVITY
富山県南砺市?氷見市?射水市フィールドワーク
2025/06/29
2025年6月20日(金)~22日(日)の日程で、富山県南砺市?氷見市?射水市フィールドワークを実施し、経営学部の学生26名が参加しました。名城大学の卒業生を会員として全国に組織されている校友会の中でも最も活発に活動しているとされる富山県支部役員の皆様に、これまでの取り組みや、校友会活動あるいは名城大学への思いについて伺うこと、さらには同支部の皆様が活動の拠点としておられる富山県の歴史、文化、経済を学ぶこと。以上が、今回のフィールドワークの目的でした。
具体的に、初日は、三協アルミ社新湊工場見学の見学と名城大学校友会富山支部役員との座談会を実施しました。座談会では、和やかな雰囲気の中、本学OBと現役学生の間で活発な質疑応答や意見交換が行われました。
2日目には、相倉集落など五箇山エリアの歴史遺産を視察した後、城端エリアに移動し、松井機業場見学、城端別院善徳寺での古文書解読、杜人舎視察を実施しました。
3日目には、井波エリアに出向き、清都酒造酒蔵見学、井波別院瑞泉寺および八日町通り視察を行い、最後に、プレイアースパーク社長による事業説明を拝聴しました。
上記の目的を十分に果たすことのできる、大変密度の濃いフィールドワークとなりました。
経営学部公開授業 企業との連携ゼミ
企業側講師 株式会社 ナカムラmyame 専務取締役 中村慎吾氏
講義「伝統技術産業の新しいビジネスと広報PR戦略」
+澤田(貴)基礎ゼミ学生プレゼン(コラボ商品企画提案)+専門ゼミ
2025/06/30
中村慎吾氏プロフィール
カスタムメイドの飴制作 名城大学経営学部卒業後、ジーンズメーカーに就職し、2年後マーケティングのコンサルティング会社に転職。音楽アーティストの商品開発やマーケティング戦略などに携わる。お菓子の卸問屋三代目で、現、株式会社ナカムラ専務取締役。江戸時代から続く「組み飴」の文化を孫の代まで残すため、「まいあめ工房」から「myame」へブランドを新しくし、飴で様々な企業のPRや商品を開発している。駄菓子で人と人をつなげるコミュニケーションを生み出していく。
2025年6月27日(金)N-202 16:30~
中村氏の講義後、基礎ゼミ1年生4チームによるコラボ商品のプレゼンが実施され、中村氏のコメント、宮崎名誉教授による審査員コメントと最優秀チーム(Cチーム)が選出されました。なお本活動には専門ゼミ生も参加し、活発な意見交換が行われました。
11月11日(火)S-302
講演「名古屋グランパスの歩みと経営」
経営学部×名古屋クランパスエイト
株式会社名古屋グランパスエイト営業部 営業グループ滝野 雄大氏 +澤田貴之ゼミの学生プレゼン
2025/11/12
プロスポーツビジネスを学ぶ企画として、今回は株式会社名古屋グランパスエイト営業部の滝野雄大様(本学法学部OB)が「名古屋グランパスの歩みと経営」という演題で登壇されました。講義内容は名古屋グランパスの創設から観客数や売上高の推移、パートナー企業、ファンクラブの運営、ビッグデータの活用、地域との連携事業、マーケティングなどスポーツビジネスの観点から講義が進められ、講義後、学生との活発な質疑応答が繰り返されました。
講義の後に澤田ゼミから2グループが名古屋グランパスエイトに関するビジネスプレゼンを発表し、滝野様から貴重な審査コメントをいただきました。
PRや企画ついて ?実務での試行錯誤から?
2025/12/19
12月18日、外部の視点として株式会社ナカムラ まいあめの藤井さんから澤田慎治ゼミ生に講演して頂きました。
はじめに、会社で扱っている駄菓子の組み飴を、駄菓子から広告にしたことで、独自の市場を切り開くことができた経緯について説明して頂きました。次に、14年間で1万社以上の組み飴の依頼を受けたが、依頼を受けるために重要だった「まいあめ」のPRについてです。会社のPRとしてSNSにあげた動画がバズり、最後にはテレビ出演することになった経緯を聞かせてもらいました。特に、その経緯をどのように会社に役立てたかについて詳しく説明して頂きました。会社の実務として、なぜバズったか理由を調査して、調査結果から仮説を立てて、仮説から次に投稿する動画を作成し検証した話は、ゼミ生達に興味深く、役立つ内容でした。その他にも、オーガニックキャンディーの企画話など盛り沢山の講演でした。
澤田慎治ゼミの卒業生である藤井さんから、講演の最後に、ゼミ生に対して学生生活や、卒業後社会人としてどのように過ごして欲しいかメッセージを頂きました。「私たち『まいあめ』は、常に変化しています。世の中が変わる中、変化できる者でないと生き残れないと考えています。知的好奇心があり、小さな気付きに興味がある澤田ゼミ生の皆さんも、変化できる者でいて下さい。」
参考web
https://myame.jp




