在学生?教職員/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 「名城大学×愛知総合工科高校専攻科」ピア?サポート2団体の周年を記念するPeer Support Anniversaryを開催

集合写真 集合写真

名城大学のピア?サポート団体、学生協力員「ぴあさぽ」は2025年10月22日に設立10周年を迎えました。また、名城大学が指定管理法人を務める愛知総合工科高校専攻科においても、ピア?サポート活動が始動から5周年を迎えています。これらの節目を記念し、12月20日、愛知総合工科高等学校専攻科にて「Peer Support Anniversary 愛知総合工科高校専攻科5th×名城大学10th : Legacy & Future―つながる支援のかたち―」が開催されました。

名城大学学生協力員「ぴあさぽ」と、愛知総合工科高校専攻科のピア?サポート団体「CORE」は、愛知総合工科高校専攻科が2020年にピア?サポート活動を開始した翌年から交流を重ねてきました。これまで、ピア?サポーター同士の継続的な交流を通じて、他大学主催のポスターセッションでの合同発表や、学内におけるピア?サポート活動の共同企画?運営などを行い、学校種の枠を越えた連携を実践してきました。本イベントはこれまでの歩みを振り返り、節目を祝う機会となりました。

当日はまず、両団体の現役生による活動報告が行われました。名城大学学生協力員「ぴあさぽ」を代表して発表した稲葉百音さん(理工学部材料機能工学科2年)は、「仲間(ピア)同士で経験や知識、知恵を共有し、互いに支え合うことをピア?サポートとして捉え、活動の場だけでなく日常生活においても意識している。先輩方が築いてきた歴史を受け継ぎ、新入生支援を通して新たなメンバーの募集にも力を入れていきたい」と今後への意欲を示しました。

  • あいさつをする愛知総合工科高校専攻科の岩崎政次責任者 あいさつをする愛知総合工科高校専攻科の岩崎政次責任者
  • 活動報告「名城大学の歩み」 活動報告「名城大学の歩み」

続く特別講演では、名古屋大学高等教育研究センターの安部有紀子准教授を講師として迎え、会場に集まったピア?サポーターの共通理解を深めました。安部准教授は、授業外で組織的に支援を行う意義や、ピア?サポート活動が学生のリテンション率に与える影響について解説し、大学におけるピア?サポートの重要性を示しました。
講演中の対話的な問いかけの時間では、「ピア?サポート活動はどのような価値を生み、誰の役に立っているのか。それが大学にどのような貢献をもたらしているのか」といった問いについて、参加者同士が即興のグループで意見を交わしました。代表者からは、「ピア?サポーター自身の成長につながっている」「先輩が築いてきた活動の歴史が後輩へと引き継がれ、学校文化の一部を形成している。支援を受けた学生が次のピア?サポーターとして活動に参加するという好循環が生まれている」といった意見が挙がり、大学に位置するピア?サポートの可能性が共有されました。最後に安部准教授は、「ピア?サポーターは、教職員や専門職には難しい自然な形で学生に寄り添うことができる存在。OB?OGの知見も生かしながら、大学と専攻科の垣根を越え、自信を持って活動を続けてほしい」と参加者を激励しました。

対話型討議セッションでは、[世代を越えて考える、新入社員へのピア?サポート]をテーマに、学校種や世代を越えた混成グループが編成され、新入社員向けの支援企画について検討が行われました。グループ代表の発表では、「新入社員にとって最も不安が大きい要因は人間関係にあり、その背景には良き仲間に出会えるかどうかという不安があると考え、同僚とのコミュニケーション機会を増やすために、謎解きイベントを取り入れた旅行企画を立案した」との意見が紹介され、新入社員の立場に寄り添った具体的な支援策が示されました。ファシリテーターを務めた春日井翔真さん(専攻科2年)は、「名城大学と愛知総合工科高校専攻科、卒業生と現役生という異なる立場が集まり、想像以上に多くの質の高い企画が生まれた。ピア?サポートの輪の広がりを改めて実感した」と語りました。

  • 講演する安部准教授 講演する安部准教授
  • 対話型討議セッションに臨むピア?サポーター 対話型討議セッションに臨むピア?サポーター

イベントの最後には懇親会が設けられ、参加者は思い出話に花を咲かせました。懇親会では、「CORE」全体リーダーの金岩夏杜さん(専攻科2年)が挨拶に立ち、「本日のつながりを、これからの活動と未来へとつなげていきたい。ご参加くださった皆さまに心より感謝します」と述べました。当日は、現役の学生?生徒、OB?OG、ピア?サポートに携わってきた教職員など50名が参加し、オンラインも併用して全国各地から集う周年記念イベントとなりました。

この取り組みの様子は愛知総合工科高等学校専攻科のウェブサイト「専攻科の日常」でも取り上げています。

学生協力員「ぴあさぽ」
「学生同士の思いやりの風土を醸成」するべく、学生支援活動や他大学との交流を実施している他、コミュニケーション力、リーダー力養成に向けた各種研修を企画?運営?受講することで、仲間(ピア)をサポートし、キャンパスライフをより充実させる活動をしています。
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