トップページ/受賞 薬学部の重原龍至さんが日本薬学会第145年会で学生優秀発表賞 (ポスター発表の部)を受賞
受賞者 |
重原龍至さん(薬学部薬学科6年?生物物理化学研究室) |
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受賞名 |
日本薬学会第145年会 学生優秀発表賞 (ポスター発表の部) |
受賞日 |
2025年4月25日 |
受賞テーマ |
複数鎖[GADV]-タンパク質の分子動力学シミュレーションによる構造推定 |
最初期のタンパク質(原始タンパク質)は限られたアミノ酸しか使用していなかったと考えられることが多く、その場合の構成アミノ酸としてはグリシン (G)?アラニン (A)?アスパラギン酸(D)?バリン (V) の4つがしばしば想定されています。この研究ではAlphaFold2及びMDシミュレーションを用いて、[GADV]-ペプチド4量体の構造を推定しました。その結果、G、A、D、Vのみからなる[GADV]-タンパク質は実際のタンパク質らしい構造をとる可能性が示唆されました。この研究はタンパク質の起源を解明する糸口となるだけでなく、タンパク質設計への応用なども可能となるかもしれません。 |